こんにちは〜!スタッフのしゅんちゃんです。
今日も新しいメンバーと一緒に、学んでいきますよ〜。

さて、今日のテーマは「縄文弥生時代」です。
電気も水道もガスもなかった縄文弥生時代。今の暮らしとはちがった文化や社会を一緒に体験してみましょう!
早速「縄文・弥生」ってちょっと漢字がたくさんで難しいけど、どれくらい前のことなんだろう?
30年前?(結構最近??)
100年前?
なかなか想像するのが、むずかしい。
じゃあ、みんなが10歳だとして、先祖が50年ずつ戻って考えてみよう。
おじいちゃん・おばあちゃんの、そのまたのおじいちゃん・おばあちゃん(先祖)の…と戻ってみるとどうだろう?
こんな感じ?

縄文時代は40回くらい前のおじいちゃんとおばあちゃんに会いにいくくらい前のことみたい。
ちょっぴり、想像できたかな?
今と違って車も鉄もない時代に、人は土や火を使って生活するようになりました。その様子をもっと詳しく知るために、近くの資料館に行ってみよう。

ここは、千葉県「森宮分室」。大多喜女子高校の跡地にある郷土資料館で、考古学研究の調査・研究を行なっている場所です。
玄関から入るとすぐに「はにわ」が置いてあります…!
この人形は男の人?女の人かな?髪も長くてピアスもしてるけど、どっちだろう?
実はこれは男の人。昔の格好がそのまま粘土(はにわ)になって残っているね。
係の方に中の展示室にも案内していただきました。

お部屋の中には縄文時代に作られた土器やアクセサリー、お椀などが展示されています。
これは貝塚の様子。当時の人も貝をたくさん食べていたことがわかるね。

「触ってみよう!」の展示コーナーには、土器の一部や石包丁が展示されていました。
石包丁は鋭く尖っていて、ちゃんと紙も切れる。縄文時代の人々は、暮らしの知恵をふりしぼって生活していたんですね。

今日はこれから星空スクールに戻って、ここに展示されているものを再現して、同じものを作ってみます。
そのためには、特徴をスケッチして「どのように作られているのか」しっかり観察して帰ろうね。

- クロワッサンのような形
- ゲームのコントローラーのような形
- 動物のような形
(子どもたちの「◯◯みたい〜」のつぶやきを聞くのが、おもしろい)
いろんな石器がある中、みんなはどれを選ぶかな?
たくさん縄文・弥生時代のものを見たりお話を聞いて、時代の様子や雰囲気を感じれたのではないでしょうか?
スペースに戻って、真似しながら早速作ってみよう!

自分のスケッチを見ながら、集中して作りんでいます。
似てる、似てる!細かいパーツもよく再現されている土偶たちが誕生しました。
外のセミの鳴き声が大きく聞こえるくらい、みんな集中して作っていましたね。
たくさん活動した後はお待ちかね、店長特製ランチタイムの時間がやってきました!
(いつも配膳や準備も手伝ってくれて、ありがとう〜。)

今日は具沢山&色とりどり夏どんぶりとお味噌汁でした。
おかわりする子もいて、おなかいっぱいたべれたね。
お昼休みは、絵を描いたりカードゲームをしたりみんなで楽しみました。
(ちなみにカードゲームは、みんなガチンコ勝負なので手強いです…)
午後は、もっと制作を進めていきます。
2000年前の「ハニワ」たちは、踊っていたり、生活している風景が今でも残っています。
じゃあみんなの今の様子のハニワを作ったら遠い未来の人に「こんな生活だったよ!」って記録が残せるかも!

ということで、土台に粘土を巻いて、鼻と手をつけて、腕をつけて、
最後はスポンというやり方で「現代版ハニワ」を作ってみよう!
土台を抜く中も空洞にしてつくることができるね。
下のようなユニークな「はにわ」たちが完成しました。
指人形みたいに遊んでみたり…お気に入りになったかな?
- スケボーハニワ
- ゲームをするハニワ
- メロンパンを頭に乗せたハニワ
- ゴールキーパーのハニワ
最後にみんなの作った作品を並べてみると、こんな感じになりました。

自分の手でこねて、つくって、また変えて。
もちろんうまく付かなかったり、苦戦したりすることもありました。
あのころの職人さんたちは、身の回りのものを上手に使って当時の生活や状況を形にしていたのか〜と思うと、じわじわとその偉大さを感じますね。
最後に作った作品を、そーっと持って帰ってもらいましたが、無事におうちにたどりつけたでしょうか?
ぜひ、おうちに飾ってみてくださいね。
みんなのはにわさん達が、たくさん幸せを呼び込んでくれますように。。。
それでは、また!
星空スクール夏休みクラス2022ー申込受付終了

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おかげさまで各回満席のなっているため、申し込みを締め切らせていただいております。
星空スクール夏休みクラス2022ーこれまでの活動の様子




