《星空スクール冬休みクラス:4日目》「左官仕事を体験してみよう!」

レポート

こんにちは。星空スクールスタッフのしゅんちゃんです。

晴れているけど手がじんじんする、そん寒い朝。

玄関先にあるカメさんたちの住みかを覗いてみると、氷が張っていました。

冷たい水の中でも元気かなぁ。

寒い日が続きますが今日も元気いっぱいの子どもたちと活動して温まろう。。。

さて、今日のテーマは「左官仕事を体験してみよう!」です。

まずは、子どもたちと家に関するお仕事って、どんなお仕事かを一緒に考えます。

「大工さん!」「コンクリートの人!」「デザイナーさん」「クレーンを運転する人」

たくさんの人の役割が集まって、やっと1つの家を建てられます。

他にも、立てたおうちの中は「空っぽではないはず…」とまた考えてみる。

水道屋さん、壁の色を塗る人(塗装屋さん)、

ガス屋さん、家具職人さん、さらには「引越しの人」までたくさんのお仕事をする人の声があがりました。

僕らは家は作るときも、作った後もたくさんの人が関わり合いによって、

住みやすい空間を作り続けているんですね。

家に必要なことを学んだところで、

今日の左官仕事の現場「ブラウンズフィールド」に向かいます。

広い広い田んぼ、伝統的な古民家、可愛い動物たちがいるブラウンズフィールドに入って、一目散に子どもたちが向かったのは…

高ーい木とロープで作られた手作りブランコ。

公園のブランコより長いロープのおかげで少し押しただけで、

「ビューン」と前に伸び上がる。

他にもヤギをみつめたり、氷のかけらを見せてくれたりして、

思い思いにブラウンズフィールドと触れ合う子どもたち。

そして、ブラウンズフィールドの敷地内を探索します。

今日のテーマは「家づくり」なので、特に古民家の壁のデザインや、素材も観察しながら探検しました。。

(触ってみよう、、、触り心地はいかが??)

手で壁に触れみたり、壁にある動物をみつけたり。

いつもとちょっと違う雰囲気の古民家を、じっくりと観察できました。

探検した後は、今日の作業をする場所慈慈の邸ギャラリーに移動します。

お向かいにある「慈慈の邸」は、海外からの旅行者にも人気なんですね。

まずは、今日の作業で使う「モルタル」の使い方と、どうやってできるかの過程を

店長と対話しながらイメージします。

「普段歩いているコンクリートとは違うんだっけ?」

「この材料を混ぜたら固まるって考えた人はすごいねぇ」と

改めて、家づくりのお仕事のすごさと、昔の人の知恵のすごさを感じましたね。

「これが左官の仕事で使うこてとこて板かぁ」と子どもたち。

この板にモルタルを乗せて、ゆっくり伸ばし、溝を埋めていく作業をしていきます。

そう…分かる。わかるんだよ。

そんな風に遊びたくなるのは、男子の宿命なのかもしれません。

これは勇者の武器セットではないんだ。準備をすすめようか。

モルタル作り開始。水と砂とセメントを混ぜ合わせて作っていきます。

砂やセメントは運ぶのも一苦労。重かったね。

材料を入れて少しずつ混ぜていくと、最初はサラサラだったバケツの中も、

ドロドロになり、モルタルが出来上がっていきました。

今日はこの地面にある凸凹したところを埋めて、補修していきます。

円やまっすぐなデザインの間を慎重に塗る。上手にできるかな?

細いところや凸凹でかけているところをお互いに見つけ合いながら進めていきます。

最初は、こて板を持つ手も重いし、思ったようにモルタルが伸びず、大苦戦。

ちょっと乗せようと思っても手の方向が定まらず、

何度も手首を返している姿が印象的でしたね。

あっという間に乾燥していくので、もくもくと塗り続けました。

慣れてくると、自分で水で柔らかさを調節したり、

細かい部分も力加減を考えながらやると少しずつ上達していきました。

お昼は店長特製のカレーとスープ。

みんなでお腹いっぱい食べて元気が出たね。

食後も作業を続けて、なんとか凸凹部分を補修することができました。

家をつくるつくるための、仕事うちの1つはどうだったかな?

今日の参加者の子ども中の1人が「志村けんさんが好きだ」って話してくれた。

世の中にはたくさんのお仕事がある。

彼の作品と同じように何十年も前につくられた家(作品)が世代を超え、今も大切に残っている。

たくさんの人の力が集まってできた家があるから、毎日の楽しい時間を過ごせているんだね。

2021年もたくさんのご参加、ご協力いただきありがとうございました。

それでは、また。

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