《星空スクール夏休みクラス:5日目》星空スペースにヤギ小屋を作ろうVol.2

レポート

こんにちは!星空スクールスタッフのしゅんちゃんです。

「プロジェクトワークを学ぶ夏休みクラス」5日目になりました。

朝から、星空スペースに来る途中に出会ったカメや、カブトムシなどを持ってきてくれた子がいたので、生き物に触れながらのスタートでした。

今日は男女5人の仲間たちと一緒に活動します。

まずは、昨日(ヤギ小屋を作ろうVol.1)の振り返りをして、ガイダンスを受けました。

動画を参考にしながら、子ども達と小屋作りのイメージを共有しました。

下の動画を参考にしました。なんと、この映像の少年は中学3年生なんだとか。

How to build a bamboo house

形の特徴などを尋ねてみると、子ども達がたくさんの気づきを口にします。

「屋根は水がたまらないように斜めにしてあるね〜」

昨日、プロの方と詳しく学んだので、子どもたちから早速名前が出てきます。

実際に外に出て、ヤギ小屋ができる予定の場所を見に行きました。

この何もない場所に、小屋ヤギが来るのが楽しみですね。

壁と、床と…必要な量を計算します。「最低でも14本は竹がいるね!」

譲っていただいた「とたん屋根」の材料に合うように約180㎝で竹を切っていこう。

身長よりも大きな竹を準備していきます。

竹は、太さを合わせるためにも葉っぱが付いている方から切り出していきます。

実際に竹藪に入って、竹を切り出してくれました。

太くて足元も不安定な場所で「うぉぉぉぉぉ」と熱く切り出してくれました。

よく頑張りましたね!

イチ、ニ、イチ、ニ。。。

切り出した竹を、残りのメンバーで運びます。

竹は長くて重いから、持つ場所も、持っていく方向も大切です。

「あーこっちこっち!」「ちょっと下がって〜」と子ども達同士で指示が飛び交います。

よいしょ、よいしょ。。。

ふぅ。と、重くて長い竹を置いたら早速、長さを測って切っていきます。

2人1組になって「ギコギコギコ」

怪我をしないように、気をつけてね。

初めはマジックで丁寧に印をつけて作業をしていた子達もも「あ、ノコギリでキズをつけておくといいかも!」と自分達で気づき、作業を工夫していきました。

今日の日中の気温は”31℃”

ジリジリと暑い中での作業だったので、室内でお茶を飲んだり、涼んだりしながらようやく切り出しが終わりました。

はじめは切り出すのも、「えぇ〜!(~_~;)」と言っていましたが、

終わった頃には「こんなに切り出したよ!」と誇らしげな顔をしていました。

お昼は、店長特製の冷やし中華とスープ。冷たくて美味しかったね。

ホントにいつもお腹いっぱいになります。(感謝。。。)

休憩時間には、みんなでトランプやバレーボールをして遊びました。

午後は、切り出した竹を漢字の「井」のように、組んでいきます。

その時に使うロープの使い方もみんなの様子。真剣な表情で聞いています。

見ていると簡単そうだけど、いざやってみると頑丈に縛るのはとっても難しい。

「こうして、こうして…」といろいろな方向を試しながらフレームを作っていきます。

こんな感じになりました。これで、やっと小屋の壁1つ分。

ちなみに、紐の結び方にもいろいろな方法があります。紐の通し方一つで、固く縛られたり、簡単にほどけたりもする。そんな技も、みんなで一緒に体験してみました。

「紐で結ぶ」ことの大変さを感じたのではないでしょうか。

最後にみんなで竹の特徴や、性質について学びました。

竹は、木と比べて1年でどんどん成長し、中が空洞で軽いね。

こんな話をしていると「竹は100年に1回花が咲くんだって〜」とある子が教えてくれました。

よく知っていますね〜。

実際に竹でできたうちわやカゴを触っていると、

「もっと昔のことを探れば、竹の使い方がわかるかもね」

「竹を使った面白いもの、発明したいね!」

といった声が、子ども達から聞こえてきました。

竹は大昔から人々の生活を支える貴重な存在でした。

しかし、近年ではプラスチックが利用され、竹を使わなくなった分「竹害」が課題となっています。

まずは、今回の活動のように子ども達1人1人にとって「竹」が身近な存在になり、

いつか、この中から竹を上手に活用したアイデアが生まれると嬉しいですね。

「じゃあ、竹で発明したら、そのうち4分の3はもらうね!」

なかなかシビアな数字を言う子ども達でした。(とんでもない数字。やるなぁ。)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また明日!

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