こんにちは!星空スクールスタッフのしゅんちゃんです。
朝ウグイスの鳴き声が聞こえるようになり、春を感じる日々ですね。
さて、星空スクールでは、初の試み「英語演劇プロジェクト」が始動中です。
このプロジェクトの第1回の様子はこちらから↓
前回は、演劇についてや役者さんのする「感情表現」について学びました。
今日も、ゲスト講師シンシアさんと一緒に演劇を通して学んでいきます。
今回のテーマは「役者さん以外の舞台に関わる人」にスポットを当ててみましょう。

店長から子どもたちにこんな問いかけがありました。
演技をする役者さん以外にどんな役割があるか、考えてみよう!
どんな役割があるかな?
- 音を流す人→音響さん
- 昨日はシアター役者さん以外に
- ディレクター(監督)
- 背景とか、絵を書く人→美術さん
- 服を作る人!→服飾、デザイナーさん
- セリフを考える人→脚本家さん
- ステージの道具を作る人→大道具さん
- 光を当てる人→照明さん
まだまだあるよ!
- もし宇宙人の顔を作りたいなら?→(特殊)メイクさん
- ミュージカルで「踊り」を教える人→振付師さん
- 誰かどんな役をするかを考える→プロデューサーさん
- 日程や進行を管理する人→マネージャーさん
こんなふうに演劇に関わる人って、演技をする人だけではない。
その空間を作ったり、服を作ったり、沢山の人のチカラとたくさんの時間を集めて、みんなで舞台を作っているんだね。

きっとやっている役割はそれぞれ違っていても、共通していることが1つある。
それは「役者さんの気持ちを考えて」それぞれが輝くこと。
照明さんは役者さんにどう光があたるといいか?
プロデューサーさんはどんな役者さんがいたら演劇が成立するかを考える。
みんなが欠かせない存在なんですね。

たくさんの役割を知ったところで、
次に、効果音(サウンドエフェクト)について学んでみよう。
例えば、お笑いに使うとこんな「感情や空間」を作ることができるよ。
- 心臓の音が「ドクン」
- 骨のなる音が「ボキッ」
- パンチの当たる音が「ドフッ」
- 足音がのなる音が「ザッザッザッ」
どれも作中では、あたり前のように鳴っている。
けれど、実は全て「身近にあるモノ」で音再現されていることも知れました。
セロリ(野菜)を折ったり、クッションを叩いて音を再現したり。
何度も映像と合わせて繰り返した「工夫」が沢山つまってる。
この効果音を、自分たちの演技に入れたらどうなるんだろう?

iPadを使って、演技似合いそうなBGMや効果音(SE)を入れ込んでみます。
1つ音が入るだけでも、「楽しそう」「悲しそう」など雰囲気ががらっと変化します。
ポチポチたくさん押して、音を試してみよう。

効果音を入れて演技してみると不思議と演技がガラッと変化します。
手や足の動きも、加わってきましたね。
さて、演技以外の役割もたくさん学んだあとに明日の発表会へ向けて、
アタマをつかったゲームを輪になって一緒にやってみよう。
ゲームの名前は「One Duck, Two Legs, Quack!」
演劇のウォーミングアップにも使われるんだとか。
輪になって、順番に1単語ずつ回していきます。
アヒルが3匹なら足は6本だよね、3匹だから「Quack!Quack!Quack!」と3回唱える。
アヒルの匹数、足の数、何匹鳴くかに合わせてテンポよく言うのですが、これが難しい!
そして、たとえ間違っても、大盛りあがりする。これがイイ所(笑)

遊びを通して大きな声も出始めたところでお昼ごはんです。
今日のメニューは「具だくさんうどん」
「やった〜〜〜〜」

麺をゆでて、お気に入りのうどんをつくっていくよ。
かき揚げ、わかめ、魚のフライ、練り物好きな具材を
のせて、のせて。

お中が空いているから、ついたくさん乗せちゃう。
「全種類乗せ、できたよ〜!」
お腹いっぱい食べて、午後も練習を頑張ろうね。

お昼休みは外でボール遊び。
春の庭は、草のおかげでふかふか。
走り回ると、気持ちいいね。

たくさん遊んだ後は、演技の仕上げに入っていきます。
明日は仮面をかぶって演技をするみたい。なので、慣れてきたら、セリフに感情を乗せて発声してみよう。
感情をつくるために、自分にとってどんなときが「ポジティブな気持ち」になり、
どんなときが「ネガティブな気持ち」か。それぞれを毎日の生活から洗い出してみよう。
キャラクターの「感情の背景」を探ってみるんだ。

こうすることで、どうしてそんなセリフなのか?
自分だったら「どんな気持ちで、その言葉を発するか?」を考える。
もし友達が落ち込んでいたら、どんな言葉や姿(アクション)をするかな?
- そっとしておく
- 大丈夫?ときく。
悲しい時ってどんなとき?
- 無視されたとき
- やってもやっても、できなかったとき
- 勉強がわからないとき
他人を演じているけれど、
少しずつ「ジブンゴト」になっていく。

さらにペアで練習をして、磨きをかけていくよ。
ジェスチャーもション地に比べて柔らかくなってきてる。オリジナルの動きもでてきました。

演じることは、「気持ちに耳をかたむけること」
そのときの「状況を想像すること」
自分じゃなかった自分が、まるで自分かのように変化していくこと。

演劇を通してキモチに寄り添う想像力や、たくさんの人の知恵と努力が集まって
作品をつくる感覚がつたわっているといいなぁ。
明日は、発表会。どんな演技が完成するのか、楽しみですね。
今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
しゅんちゃん_φ(・_・
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