新年あけましておめでとうございます。スタッフのしゅんちゃんです。
星空スクール冬休みクラス、2022年も子どもたちと一緒に楽しく学び合っていきましょう!
さて、新年第1弾のテーマは「土はどうやってつくられるの?」です。
もちろん頭では、「土」をイメージできる。。。
そう、あのいつも何気なく足元にある「茶色いもの」は、一体何からできていて、
どうやって、できていくのでしょうか?みんなで考えてみました。

まずは、土の役割やイメージをみんなで口にしてみます。
- 植物が育つ場所
- 根っこが強く伸びている
- ひ(太陽)と水が必要
- 肥料をまいたら、大きくなる
それぞれ思い思いの土のイメージや植物の育ち方が聞けて、おもしろいなぁ。
イメージが湧いたところで店長から「畑に大根を収穫しにいってみよう!」と伝えられ、
みんなで畑に向かいます。

よーし着いたぞ。
お気に入りの一本を選び「誰の収穫した大根が1番大きいか選手権」開催します!
- 大きさ(太さ)は?
- 長さは?
- あとね、可愛さはどうだろうか??(大事)
比べ合いっこしてみよう。自分で収穫した大根は、おうちに持って帰って食べてみてね。


土をたくさん触ってスペースに戻ったところで、
次は土にどうやったてたくさんの栄養をとっているのかを一緒に考えます。
「肥料をまく以外にあるのかな?」
そうそう、化成肥料を使うこともあるけれど、
最近では、化成肥料を使いすぎると病気になりやすくなることも分かってきているみたい。
さらに、肥料の元になっている「石油」もどんんどん減ってきていることも知りました。
じゃあこれから、野菜や果物の栄養は、どうやってとればいいのだろうか?
ヒントは、自然が教えてくれました。
レース状の“あみあみ”をだすきのこや、背の高いきのこ、
動画の中でむくむくと生えてくるきのこをよく見ると、葉っぱの上から生えているのを発見。
土の上にある枯葉を微生物やミミズが細かくする。

そして、さらに細かくなった栄養やフンが集まって、土になっているのです。
「その土のうえで育ったきのこや大根を、人間が食べているんだね」と店長が言うと、
「へぇ〜、土と人間と大根は仲間なんだね^^」と素敵な声が聞こえてきました。

春に向けて、栄養いっぱいの土をつくるために、子供たちと一緒に
「葉っぱ集め隊」が結成されました!

今日はこの堆積所がいっぱいになるくらいの「落ち葉」を集めにいきます。
「さて、どれくらい必要かなぁ?」
「3億枚!(即答)」
「が…がんばろう!!」

近くの道路沿いに落ちている落ち葉たちを、
ほうき役、ちりとり役に別れて、とにかくたくさん集めていきます。
集めては袋に詰めて、また集めては袋に詰めて、少しずつ落ち葉の袋が膨れ上がっていきます。


今日は8人の子どもたちが参加してくれたので、想像以上に早く集まりました。
落ち葉を集めると、ついでに町の道路もキレイになって、一石二鳥でしたね。

パンパンの袋たちをトラックに乗せ、
堆積所の中に落ち葉を放り込んでいきます。

”ざぱーーーん”と音を立てながら少しずつ量が増えていく。
葉っぱが底から自分たちに向かって、近づいてきます。

この葉っぱのおかげで次に植える野菜たちも、すくすくと育ってくれることでしょう。

たくさん作業をしたらお腹が空いてきた。今日のメニューは手作りの「餃子とスープ」です。
自分でうまく包めるかな?


皮から具材が飛び出しそうになったり、水の量を調整しながら、餃子を包んでいきます。
イナズマのようなかっこいい餃子もいましたね〜。


お腹いっぱいになった後は、いすみ市の防災マップを使いながら、
地図の読み方を学びました。
方角の調べ方をはじめ、
川はどこにあるのか?どの場所が高い場所・低い場所なのかをペンでぬりながら、確かめていきます。
最後に地図の川や土地の様子を見ながら、落ち葉スポット探し(予想)をしました。
地図を頼りに現地に向かってみたけれど、なかなか難しかったなぁ。

ということで、今回は「土はどうやって作られるのか」を一緒に探る1日でした。
人間が作り出した発明が、世界を変える。
今日もぼくらは、発明のおかげで、便利な暮らしをすることができている。
ただ、だれかの便利さだけを追い続けていると、
他の生き物の大切な暮らしを「変えてしまうこと」もあるみたい。
子どもたちの声にもあった「人間と土と野菜たちが仲良く暮らす方法」は、
特別なものではなく、こんなにも自然で、毎日の身近なところにあると
感じてくれていたら嬉しいですね。それではまた
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